2019年9月15日「流れのほとりに植えられた木」

○金 南錫牧師
 詩編1編1-3節
 
 流れのほとりに植えられた木のような人生になったとき、ときが巡り来れば実を結び、葉もしおれることがなく、その人のすることはすべて、繁栄をもたらすことになります(3節)。では、私たちはどうやって流れのほとりに植えられた人生を生きることができるのでしょうか。
 2節に「主の教えを愛し、その教えを昼も夜も口ずさむ人」とあります。流れのほとりに植えられた人生の秘訣は、「主の教え」、即ち「神の言葉」にあるのです。御言葉を愛し、喜ぶのです。そして、その御言葉を昼も夜も口ずさむのです。
 繰り返し声を出して、御言葉を思い出し、黙想します。とくに、困難に置かれたとき、御言葉を繰り返して口ずさむことによって、心が少しずつ変わっていきます。不安の心が平安になっていきます。暗い顔が明るくなっていきます。また、御言葉から恵みと力をいただくことになります。