2019年7月14日「神様の鉛筆」

○金 南錫牧師
 マルコによる福音書3章7-19節

 「イエスが山に登って、これと思う人々を呼び寄せられると、彼らはそばに集まって来た」(13節)。
 イエス様にとって、山は祈りの場所です。このとき、イエス様は祈りの中で、「これと思う人々」を呼び寄せられました。口語訳では「御心にかなった者たちを呼び寄せられた」とあります。つまり、12人の弟子たちは、はっきりとしたイエスの思い、神の御心に従って選ばれた者たちです。
 ところが、選ばれた12人の弟子たちは、当時のユダヤ人社会において、有能な人材だったかと言えば、そうではありませんでした。ペトロ、アンデレ、ヤコブ、ヨハネのような漁師たちがいれば、ユダヤ人社会の中で忌み嫌われていたマタイのような徴税人もいました。また、「雷の子ら」というあだ名が名付けられるほど、すぐ怒りっぽくなる人たちもいました。そして、イエスを裏切ったユダも含まれているのです。
 私たちはそれぞれに足りない部分、弱さを持っています。しかし、イエス様はそのような私たちを「これと思う者」、「御心にかなう者」として受け入れてくださっているのです。決して弟子としてふさわしいから選ばれたのではなく、あれも足りない、これもできない私たちと知りつつ、なお受け入れてくださっているのです。
 この神様に私たちの人生を書いてもらう、選ばれた人生となりますように。

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