2024年3月31日「信じる幸い」

○金 南錫牧師 ヨハネによる福音書20章24-29節

復活されたイエス様が弟子たちと再会していました。しかし、そこにトマスはいませんでした。「そこで、ほかの弟子たちが、『わたしたちは主を見た』と言うと、トマスは言った。『あの方の手に釘の跡を見、この指を釘跡に入れてみなければ、また、この手をそのわき腹に入れてみなければ、わたしは決して信じない。』」(25節)。

イエス様が復活されて、八日が経ちました(26節)。弟子たちと共にトマスもそこにいました。イエス様はトマスに言われました。「あなたの指をここに当てて、わたしの手を見なさい。また、あなたの手を伸ばし、わたしのわき腹に入れなさい。信じない者ではなく、信じる者になりなさい。」イエス様のこの語りかけに、トマスは答えました。「わたしの主、わたしの神よ」(28節)。彼は今、神を見たのです。その声を聞いたのです。主イエスの体に触れて確かめていないのに、「わたしの主、わたしの神よ」と、信仰を告白することができたのです。イエス様はトマスに言われました。「わたしを見たから信じたのか。見ないのに信じる人は、幸いである。」(29節)