2024年3月24日「平和の王のエルサレム入城」

○金 南錫牧師 ルカによる福音書19章28-40節

イエス様はエルサレムの直前までやってきて、二人の弟子たちを使いに出そうとして、言われました。「向こうの村へ行きなさい。そこに入ると、まだだれも乗ったことのない子ろばのつないであるのが見つかる。それをほどいて、引いて来なさい。もし、だれかが、『なぜほどくのか』と尋ねたら、『主がお入り用なのです』と言いなさい。」

二人の弟子は、イエス様に言われた通りに、向こうの村に行きます。すると、確かにそこに小さな子ろばが繋がれていました。その紐を解いていると、持ち主が「なぜ、ほどくのか」と聞きました。二人の弟子は「主がお入り用なのです」と答えると、ろばの子を連れていくのを許してくれたのです。イエス様はその子ろばに乗って、これからエルサレムに登っていくのです。子ろばはイエス様をお乗せする器として用いられたのです。同じように、イエス様はこの弱くて、頼りのない私たちを選んで、用いてくださっています。そこにキリスト者としての喜びがあります。