2024年2月4日「気を落とさずに祈る」

○金 南錫牧師   ルカによる福音書18章1-8節

 ある町に、神を畏れず人を人とも思わない裁判官がいました。その裁判官のところに、一人のやもめがやって来て、「相手を裁いて、私を守ってください」と訴え続けたのです。裁判官は、しばらくの間は取り合おうとしなかったのですが、とうとう、この裁判官も裁判をしようと思っているのです。それは彼女がかわいそうだったからではないのです。ただ単にうるさくて仕方ないから。しょうがないから裁判をしてやろうというわけです。それから、イエス様は言われました。「まして神は・・・」(7節)。神様はご自分が選んだ私たちのために、私たちの祈りを聞かないでほうっておかれることがあるだろうか、そうではないと言われているのです。ですから、私たちは、祈ることをすぐやめてしまうのではなく、気を落とさずに絶えず祈らなければならないのです。