2022年7月10日「神の子イエスの誘惑」

○金 南錫牧師   ルカによる福音書4章1-13節

 イエス様はその悪魔から三つの誘惑を受けました。「神の子なら、この石にパンになるように命じたらどうだ」(3)。この誘惑に対して、イエス様は「人はパンだけで生きるものではない」と答えられました。次に、悪魔はイエス様を高いところに連れていきます。5節に「一瞬のうちに世界のすべての国々を見せた」とあります。そして、悪魔は「・・・もしわたしを拝むなら、みんなあなたのものになる」と言いました(6-7)。この誘惑に対して、イエス様は「あなたの神である主を拝み、ただ主に仕えよ」と答えられました。そこで、悪魔はイエス様をエルサレム神殿の屋根の端に立たせて「神の子なら、ここから飛び降りたらどうだ。天使たちがしっかりと守らせる」でしょうと誘惑しました(9)。

 イエス様は三回の誘惑を受けられた時、すべて御言葉によって、その誘惑に勝利してくださいました。このように、私たちも日々聖書の御言葉に親しみ、その御言葉に聞く以外、誘惑に立ち向かうことができません。どうか、私たちに与えられている御言葉の上にしっかりと立つができますように、祈り願います。