○金 南錫牧師 ルカによる福音書1章26-38節
天使ガブリエルは、マリアに「あなたは身ごもって男の子を産むが、その子をイエスと名付けなさい」と告げました(31)。それに対して、マリアは「どうして、そのようなことがありえましょうか。わたしは男の子を知りませんのに」と言っています(34)。天使はこう答えます。「聖霊があなたに降り、いと高き方の力があなたを包む。・・・神にできないことは何一つない。」(35-37)。マリアは天使の言葉を神様の御心だと信じました。そして、一切を委ねる決心をしたのです。自分の身を通して「わたしは主のはしためです。お言葉どおり、この身に成りますように」と応答しました(38)。ここには、全能の神様を信じて、一切を明け渡していく、マリアの信仰が現わされています。