2022年11月27日「目を留めてくださる神」

○金 南錫牧師   ルカによる福音書1章39-56節

天使ガブリエルからの受胎告知があってから、マリアは親戚のエリサベトのところを訪ねました。エリサベトは「主がおっしゃったことは必ず実現すると信じた方は、なんと幸いでしょう」と言って、マリアを励ましています(45節)。マリアはエリサベトに励まされて、神様に感謝の歌を捧げています。それが46節以降にある「マリアの賛歌」です。

「わたしの魂は主をあがめ、わたしの霊は救い主である神を喜びたたえます。身分の低い、この主のはしためにも、目を留めてくださったからです。」ここに彼女の信仰と喜びがよく現わされています。マリアは自分のことを「主のはしため」と言っています。彼女は、こんな小さなものに神は目を留めてくださった。なんという感謝のことでしょう、と言っているのです。