2020年12月13日「シメオンの賛歌」

○金 南錫牧師 ルカによる福音書2章22-35節

 今日の聖書箇所には、自分の人生の残り時間がどのようなものになるか決める模範となるような、シメオンという年老いた男が登場しています。
 彼は、神様の前に正しい人で信仰が厚く、神様を中心に生きてきた人でした。そして、イスラエルの慰められるのを待ち望んでいたのです。
 「慰められる」ことは「救われる」ことを意味しています。シメオンは、自分だけが救われることを願うのではなく、神の民イスラエル全体が救われ、慰められることを願い、救い主が到来するのを待ち望んでいました。
 シメオンは、「霊」に導かれて神殿の境内に入っていきました。すると、ちょうどその時に、幼子イエスを抱いたヨセフとマリアが来たのです。シメオンは、その幼子を腕に抱き、神をたたえたのです。
 「主よ、今こそあなたは、お言葉どおり、この僕を安らかに去らせてくださいます。わたしはこの目であなたの救いを見たからです。これは万民のために整えてくださった救いで、異邦人を照らす啓示の光、あなたの民イスラエルの誉れです」。
 シメオンはその生涯の終わりにおいて、主の平安のうちに死を迎えることのできる恵みを知らされ、万民のために神の救いが到来したことを証しする務めを、神様から与えられました。

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