2023年8月27日「目を覚ましている」

○金 南錫牧師   ルカによる福音書12章35-48節

ある日、主人は結婚式に出かけました。当時の結婚式は、一週間も続いたようです。だから、主人がもうすぐ帰ってくるのか、一週間後帰ってくるのか、あるいは、真夜中に帰ってくるのか、明け方に帰ってくるのか、僕たちは分からないわけです。だから、主人がいつ帰って来ても迎えることができるように、「腰に帯を締め、ともし火をともしていなさい」と言われているのです。

また、「あなたがたも用意していなさい。人の子は思いがけない時に来るからである」とイエス様は言われます(40節)。人の子は、イエス・キリストのことです。「思いがけない時に来る。」これは将来のこと、即ち、キリストの再臨のことを言っています。そこから二千年も経ちましたが、まだ実現していません。だから、いつ帰ってくるのか分かりませんが、目を覚まして、いつでも主イエスを迎えることができるように、準備しなさい、ということです。