2022年1月2日「み手にゆだねて」

○金 南錫牧師   創世記29章31-30章24節

神様はレアが疎んじられているのを見て、レアの胎を開いてくださいます(29:31)。そして、レアは四人の男の子を生むことになります。一方、ラケルは、自分には一人の子供もいないために、姉を妬むようになりました。そして、ラケルは自分の女奴隷ビルハによって、子供を得ようとして、二人の男の子を与えられます。姉レアのほうも、女奴隷ジルパによって、二人の男の子を与えられます。その後、恋なすびの取引によって、二人の男の子と一人の女の子が与えられ、レアには9人もの子供たちが与えられました。

一方、ラケルは姉だけが祝福されていると思い、その苦しい思いを神様に訴え、神の助けと憐れみを祈り求めました。そのラケルのことを御心に留めておられた神様は、ラケルを通して、ヨセフが生まれるようになります。ここまで見ると、神様はレアとラケルのことをご覧になっておられました。29章31節には「主は、レアが疎んじられているのを見て」、30章22節には「神はラケルも御心に留め」とあります。同様に、神様は私たちのことも覚えてくださるのです。2022年、祈りを持って、すべてを神の御手にゆだねていくとき、神様は私たちを支え、導いてくださるのでしょう。