○金 南錫牧師 ルカによる福音書13章31-35節
「行って、あの狐に、『今日も明日も、悪霊を追い出し、病気をいやし、三日目にすべてを終える』とわたしが言ったと伝えなさい。」イエス様はヘロデのことを「あの狐」と呼びました。そのヘロデに、イエス様は「今日も明日も、悪霊を追い出し、病気をいやし、三日目にすべてを終える」と仰っています。聖書協会訳では「行って、あの狐に『私は今日も明日も三日目も、悪来を追い出し、癒やしを行うことをやめない』伝えよ」と訳されています。
「だが、わたしは今日も明日も、その次の日も自分の道を進まねばならない。預言者がエルサレム以外の所で死ぬことは、ありえないからだ。」イエス様は預言者として死ぬために、エルサレムに向かっています。それは、すべての人を救うためです。そして、救いを完成しようとしています。その救いの業を、「わたしはやめない。進まねばならない」そう語っています。それは、十字架の道こそが、私たちにとって、救いの道であるからです。