○金 南錫牧師 ヨハネによる福音書6章51ー71節
イエス様の周りには、多くの弟子たちがいました。彼らはイエス様の「わたしの肉を食べ、わたしの血を飲む」という言葉を聞いて、「実にひどい話だ。だれが、こんな話を聞いていられようか」と言いました。イエス様はご自分の言葉を受け入れることができない弟子たちに向けて、こう仰います。「命を与えるのは“霊”である。肉は何の役にも立たない。わたしがあなたがたに話した言葉は霊であり、命である。」(63)
イエス様の言葉が霊であり、命であるというのは、天から与えられた言葉、救いの言葉だということです。他方、「肉は何の役にも立たない」とは、自分の知恵や常識で、イエス様の言葉を聞くならば、到底受け入れることができないということです。このことは、66節に「このために、弟子たちの多くが離れ去り、もはやイエスと共に歩まなくなった」とあるように、当時、ヨハネ共同体、即ち教会の中に大きな問題でした。たくさんの弟子たちが離れ去っていく中、イエス様は残った十二人の弟子たちに「あなたがたも離れて行きたいか」とおっしゃいました。すると、ペトロは十二人を代表して答えます。「主よ、わたしたちはだれのところへ行きましょうか。あなたは永遠の命の言葉を持っておられます。あなたこそ神の聖者であると、わたしたちは信じ、また知っています。」(68)ここには、イエス様が語る永遠の命の言葉をもっと聞きたいというペトロの願いが込められています。また、神様は永遠の命の言葉を持っておられるイエス様を求めるようにと願って、私たち一人ひとりをこの礼拝へと招いてくださっています。感謝です。

