2025年4月6日「賛美と共に朝が」

○金 南錫牧師 使徒言行録16章16-34節

パウロはフィリピの町で占いの霊に取りつかれていた女奴隷に出会います。彼はその霊に向かって「イエス・キリストの名によって命じる。この女から出て行け。」と命じました。すると即座に、占いの霊が彼女から追い出されました。しかし、彼女を通して、金儲けをしていた主人たちは憤慨し、パウロとシラスを捕らえ、町の高官たちに引き渡しました。高官たちはちゃんと調べもせず、二人の衣服をはぎ取り、何度も鞭で打ってから、牢に投げ込みました。

何度も鞭打たれ、投獄されたパウロとシラスの体はボロボロになり、大変な苦しみの中にあったと思われます。しかし、そのような状況の中で、「真夜中ごろ、牢の奥で、パウロとシラスが賛美の歌を歌って、神に祈っていた」とあります(25節)。真夜中、二人の傷だらけの信仰者が賛美の歌を歌い、神に祈っていると、ほかの囚人たちはこれに聞き入っていました。ここに教会の真の姿が現れていると思います。信仰者の賛美の歌と祈り、それがあれば、そのところが礼拝の場となります。この賛美の歌と祈りによって、看守とその家族は洗礼を受けて、神を信じる者になったことを家族ともども喜んだのです。