2025年11月2日「モーセの最後」

○金 南錫牧師 申命記34章1ー9節

モーセはヨルダン川の向こうが一望できるピスガの山頂に登りました。彼はいよいよ約束の地が間近であることを自分の目で見たのです。「これがあなたの子孫に与えるとわたしが誓った土地である。わたしはあなたがそれを自分の目で見るようにした。」その後、神様の言葉はこう続いています。「あなたはしかし、そこに渡って行くことはできない。主の僕モーセは、主の命令によってモアブの地で死んだ」(4、5節)。モーセは約束の地を目前に、モアブの地で死んだのです。モーセの生涯は道半ばで終わってしまったのです。

しかし、モーセの死によって、モーセの願い、モーセの祈りは消えてしまったわけではないのです。モーセにはヌンの子ヨシュアという跡継ぎが与えられていました。神様がヨシュアという新しい指導者を用意してくださっていました。このヨシュアを先頭に、イスラエルの民はヨルダン川を渡って、約束の地に入っていくのです。つまり、モーセの願い、モーセの祈りはこのヨシュアによって、実現していくのです。私たちもいつか人生の途上で天に召されていくはずです。その時に、私たちの姿、生き様を通して、私たちの祈り、願いを、次の世代へと残していくことができるでしょう。