2026年5月31日「神の子イエス」

○金 南錫牧師 ヨハネによる福音書10章22ー42節

神殿奉献記念祭の時に、イエス様は神殿の境内におられ、ソロモンの回廊を歩いておられました。すると、ユダヤ人たちがイエスを取り囲んで「いつまで、わたしたちに気をもませるのか。もしメシアなら、はっきりそう言いなさい」と言います。このユダヤ人たちの問いに対して、イエス様は「わたしは言ったが、あなたたちは信じない。わたしが父の名によって行なう業が、わたしについて証しをしている」とおっしゃいました(25節)。

イエス様はさらに仰いました。「わたしの父がわたしにくださったものは、すべてのものより偉大であり、だれも父の手から奪うことはできない。わたしと父とは一つである。」(29、30節)ここで、「わたしの父がわたしにくださったもの」とは、イエスに従う信仰者のことです。私たちのことです。その信仰者たちは永遠の命が与えられるから、すべてのものより偉大な存在である。父なる神はその信仰者たちを愛しておられ、誰もご自分の手から奪うことができない。それをイエスの言葉は語り、証しているのです。だから、「わたしと父とは一つである」私を信じなさい。そうイエス様は語りかけておられます。しかし、ユダヤ人たちは「わたしと父とは一つである」というイエスの言葉を聞いて、神を冒涜したと思い、イエスを石で打ち殺そうとしました。そこでイエス様は、あなたたちが信じて来た律法の書でも、神の言葉を受けた人が「神々」と呼ばれているではないか、あなたたちは私と同じように、神の言葉を受けているではないか。だから、父なる神から世に遣わされた私が「わたしは神の子である」と言っても、神を冒涜していると言えるだろうか、そう言うのです。でもユダヤ人たちは、イエスが行っている業をも認めようとせず、イエスを捕らえ殺そうとしました(39節)。