2026年10月4日「聖霊を与える約束」

○金 南錫牧師 ヨハネによる福音書14章12ー24節

イエス様は、大事なことをおっしゃるときに、いつも「はっきり言っておく」という言葉を好んでお使いになります。そしておっしゃったことは、「わたしを信じる者は、わたしが行う業を行い、また、もっと大きな業を行うようになる。わたしが父のもとへ行く」ということです。

これは、イエス様がこれから十字架の死と復活を経て、父なる神のもとに行くことの話が前提になっているのですが、弟子たちにはまだわかりません。しかし、イエス様の十字架の死と復活を通して、より大きなものが示されることになります。それは、聖霊が送られることです。「わたしは父にお願いしよう。父は別の弁護者を遣わして、永遠にあなたがたと一緒にいるようにしてくださる。」(16節)別の弁護者とは、前の聖書では「助け主」と訳されていました。これは聖霊のことです。これまでは、イエス様が弟子たちのそばにいて助けてくださいました。しかしこれから、イエス様がいなくなると、別の弁護者、聖霊が与えられて、弟子たちと一緒にいてくださる。しかも、「永遠に」あなたがたと一緒にいるようにしてくださると言うのです。これはとても心強いことです。

続いて、イエス様はこう仰います。「わたしは、あなたがたをみなしごにはしておかない。あなたがたのところに戻って来る。」(18節)イエス様はこれからいなくなっていくのですが、聖霊の形で、あなたがたのところに戻ってくると仰っています。「しばらくすると、世はもうわたしを見なくなるが、あなたがたはわたしを見る。わたしが生きているので、あなたがたも生きることになる。」(19節)これからイエス様の姿は人の目には見えなくなるのです。ところが、聖霊を受け、聖霊が内にいてくださる弟子たちは、聖霊が与えてくださる信仰によって、主イエスを見ることができるのです。そして、その主イエスが弟子たちを力づけ、生かしてくださるのです。