○金 南錫牧師 使徒言行録2章1ー13節
五旬祭の日、弟子たちは同じ場所に集まって祈っていました。その時、聖霊が天から降って来たのです。「突然、激しい風が吹いて来るような音が天から聞こえ、彼らが座っていた家中に響いた。そして、炎のような舌が分かれ分かれに現れ、一人一人の上にとどまった。すると、一同は聖霊に満たされ、“霊”が語らせるままに、ほかの国々の言葉で話しだした。」(2-4節) 不思議なことに、ガリラヤ出身の弟子たちが聖霊に満たされて、そこに集まった人たちが分かる言葉で語りだしたのです。そして、だれもかれも、自分の故郷の言葉が話されているのを聞いて、あっけにとられてしまったのです(6節)。弟子たちは聖霊に満たされて、上から与えられた舌、異なった言葉で語ったわけですが、私たちが二千年前、イエス様の十字架と復活による救いを今現在、体験できるのは聖霊の働きです。ですから、信仰者にとって、聖霊降臨は最も大切な神様の恵みの出来事です。

