○金 南錫牧師 フィリピの信徒への手紙1章6ー11節
フィリピ教会の人たちは、パウロの福音宣教の働きを共に支えて来ました。そんなフィリピの人たちのことを、パウロは牢獄にいる時も、福音を弁明し立証する時も、「共に恵みにあずかる者と思って、心に留めている」と言っています。
9節から11節までのところでは、パウロが、フィリピの人たちのために祈っていた内容が記されています。「わたしは、こう祈ります。知る力と見抜く力とを身に着けて、あなたがたの愛がますます豊かになり、本当に重要なことを見分けられるように。そして、キリストの日に備えて、清い者、とがめられるところのない者となり、イエス・キリストによって与えられる義の実をあふれるほどに受けて、神の栄光と誉れとをたたえることができるように。」このパウロの祈り、フィリピ教会の人たちへの祈りが、私たちに与えられている祈りとして、祈り、祈られる者として、日々を歩んでいきましょう。