○金 南錫牧師 ルカによる福音書23章56b-24章12節
日曜日の明け方早く、婦人たちは準備していた香料を持って、イエス様の墓に急ぎました。ところが墓に着いて見ると、石が墓のわきに転がしてあって、中にイエス様の遺体は見当たりません。彼女たちは「そのために、途方に暮れていた」のです。すると、そこに輝く衣を着た二人の人がそばに現れて、「なぜ、生きておられる方を死者の中に捜すのか。あの方は、ここにはおられない。復活なさったのだ。まだガリラヤにおられたころ、お話しになったことを思い出しなさい。人の子は必ず、罪人の手に渡され、十字架につけられ、三日目に復活することになっている、と言われたではないか」と告げます。
この天使たちの言葉を聞いて、婦人たちは、イエス様がご自分の十字架と復活を語っておられたことを思い出したのです。でも、この時、彼女たちはまだ復活の主には出会っていないのです。では、婦人たちは、どうやって、イエス様の復活を信じるようになったのでしょうか。それは、今、生きて働いておられる復活の主に出会ったからです。