2022年8月14日「主よ、御心ならば」

○金 南錫牧師   ルカによる福音書5章12-26節

全身重い皮膚病にかかった人は、人が近づいたとき、口を覆って「わたしは汚れたものです、汚れたものです」と言わなくてはなりませんでした。それは、他人に汚れが移らないようにするためでした。そのことに耐えながら、町に来たのです。そして、イエス様を見てひれ伏し、「主よ、御心ならば、わたしを清くすることがおできになります」と言います。その時、イエス様は手を差し伸べて、その人に触れました。それは、あなたのその病を、私が引き受けるよ、という意味です。

また、一人の中風の人が床に寝かされたままで、運ばれて来ました。ところが、大勢の群衆が集まっていて、イエス様の許に近づけない状況でした。中風の人を連れて来た人たちはなんと屋根に上って、瓦をはがし、人々の真ん中のイエスの前に、病人を床ごとつり降ろしたのです。その人たちの信仰を見て、イエス様は中風の人に「人よ、あなたの罪は赦された」と宣言されました。これは、わたしがあなたの罪を引け受けますよ、という意味です。

私たちは主イエス・キリストの十字架によって、罪赦され、日々その恵みの内に、生かされるものとなったのです。