○金 南錫牧師 ヨハネの手紙一3章4ー10節
「神から生まれた人は皆、罪を犯しません。神の種がこの人の内にいつもあるからです。この人は神から生まれたので、罪を犯すことができません。」(9節) 神から生まれた人とはイエスを信じて、洗礼を受けた私たちのことです。また「罪を犯しません」とは、「罪を犯し続けることができない」とも訳すことができます。「神から生まれた人は皆、罪を犯し続けることができない。」その理由として「神の種がこの人の内にいつもあるからです」と書いてあります。罪を犯し続けている自分を見ると、絶望してしまいますが、自分の内にすでに蒔かれている神の種、即ち御言葉に目を注ぐ時、そこから希望が生まれてくるのです。