2024年12月8日「エパフロディト」

○金 南錫牧師 フィリピの信徒への手紙2章20ー30節

エパフロディトはフィリピの教会から選ばれて、ローマの獄中にいるパウロのもとへ送られて来た人でした。彼はパウロのもとに留まって、自分を送ってくれたフィリピ教会の期待に応えるために、精一杯働いたのです。ところが、ローマに来てひん死の重病にかかってしまいました。彼は自分の病気で、フィリピの教会に知られたことを心苦しく思っていました。パウロはエパフロディトがフィリピに帰って、休む必要があると判断し、フィリピの教会の信徒たちに、彼を「主に結ばれている者として大いに歓迎してください」とお願いをしているのです。フィリピの教会はこのエパフロディトを心から迎えることによって、ますます主にあって、成長して行ったのでしょう。