○金 南錫牧師 フィリピの信徒への手紙1章20ー26節
パウロは、自分の身によって、キリストがあがめられることを願っています。そんなパウロの熱い思いが「生きるにも死ぬにも」という言葉によく表されています。「生きるにも死ぬにも、わたしの身によってキリストが公然とあがめられるようにと切に願い、希望しています。」パウロの切なる願いと希望は「生きるに死ぬにも、わたしの身によってキリストが公然とあがめられる」ことでした。
また、パウロはこう言っています。「わたしにとって、生きるとはキリストであり、死ぬことは利益なのです。」つまり、自分にとって、キリストがすべてであるということです。このパウロの切なる願いや希望、生きる姿を通して、私たちは今、ご自分の切なる願いと希望がどこにあるのか、点検する必要があるのではないでしょうか。