2023年3月5日「どう聞くべきか」

○金 南錫牧師   ルカによる福音書8章16-21節

「ともし火をともして、それを器で覆い隠したり、寝台の下に置いたりする人はいない。入って来る人に光が見えるように、燭台の上に置く」(16節)。ここで「ともし火」とは、私たちが受け取った神の言葉だということができます。私たちは主イエスが蒔いた神様の言葉を受け取りました。ですから、「ともし火を灯したら、それをいつまでも覆い隠したり、寝台の下に置いたりせず、燭台の上に置く」ように、私たちが受け取った神の言葉を隠したり、見えなくしたりするのではなく、他の人に見えるようにすることがここで問われているのです。

 「だから、どう聞くべきかに注意しなさい。持っている人は更に与えられ、持っていない人は持っていると思うものまでも取り上げられる」(18節)。ここで言われているのは、神の言葉を持っている人は更に与えられ、神の言葉を持っていない人は持っていると思うものまでも取り上げられるということです。私たちは、神の言葉を持っている者として、神の言葉を新たに聞き続け、他の人に宣べ伝えることが出来ますよう、祈り願います。