2022年6月19日「ヤコブの祝福と死」

○金 南錫牧師   創世記49章1-33節

ヤコブは死を前にして、12人の息子たちに祝福の言葉を残しました。しかし、その内容を見ると、中には祝福とは思えないような言葉もあります。例えば、長男のルベンは「お前は水のように奔放で、長子の誉れを失う」と言われていたり、シメオンとレビは「呪われよ。イスラエルの間に散らす」とまで言われています。またイサカルは「苦役の奴隷に身を落とす」と言われました。ところが、ヤコブは彼らにも、良いところが一杯あったことをよく分かったはずです。でもあえて厳しいと思えることを言いました。それは、彼らにそういう弱さがあることを忘れないようにという願いがあったからです。それほど彼らのことを心配していました。

イエス様は死ぬ間際に、御自分を十字架につけた人たちを心配して、「父よ、彼らをお赦しください。何をしているのか、分からないのです」と祈られました(ルカ23:34)。私たちは弱くて、罪深い者ですが、神が私たちを愛しておられ、いつも赦してくださる。そこに私たちの祝福があります。