2021年10月31日「主のご意志ですか」

○金 南錫牧師  創世記24章28-67節

 アブラハムの僕は、リベカの家に招かれて、これまでの経緯について、リベカの家族に丁寧に説明しました。主人アブラハムから使命を受けて、生まれ故郷の親族のところに遣わされて来たこと。また、井戸のところで、こういう女性に出会わせてくださいと祈って、祈りを終わらないうちに、そこにリベカが現れたこと。そして、リベカが祈った通りのことをしてくれたことは、主である神様がイサクの嫁となるリベカを出会わせてくださったことだと伝えました。

 僕の話を聞いてリベカの兄ラバンと父親のベトエルは、これはすべて主なる神が導かれたことだと受け止めたのです。そして、「このことは主の御意志ですから、わたしどもが善し悪しを申すことはできません。リベカはここにおります。どうぞお連れください。主がお決めになったとおり、御主人の御子息の妻になさってください」と言いました(51、52節)。当の本人のリベカも自分の結婚を、主なる神がお決めになったこと、主の御心として受け止め、「はい、まいります」と言って、それに従う信仰の決断をしました(58節)。