○ぶどうの枝第53号(2020年12月20日発行)に掲載(執筆者:MI)
いかがお過しでしょうか。私たち施設の利用者はますます厳しい監視下に置かれています。半年以上も靴を履いて外へ出たことがありません。礼拝に出席できないことがこんなに悲しく悲しいことだと、初めて分かりました。
段々聖書も読まず、祈りもしない日が続いてしまいます。一昨日の日曜日は起き上り、ベッドのふちに腰掛けて主人の写真に見詰められながら、しばらく祈りができました。
「弱虫の私をもう少し強くしてください。相手が居なくて神さまやイエスさまや聖書のことを話し合う機会がありません。どうぞ私が落ちこぼれないようにしっかりつかまえていてください。私には頼るべきお方はあなたしかいません。しがみついて付いて行きますから、どうぞお手を離さないでください」。ただただそれだけを祈りました。久しぶりに祈りができて、泣いてしまいました。
MTさんが時々電話を下さいますので、教会の様子が少しは伝わってきます。皆様、どうぞコロナに気をつけて、元気でいてください。いつかきっとまた、佐倉を訪ねる日が来ると信じます。
(九月二十三日記)